どおくまんプロ出演者
超物忘れ聞き手→小池たかし
超気まぐれ作家→どおくまん
超おとぼけ合いの手→みわみわ
どおくまん
リアルな現実?つまり、ネタのことね、ウーム、当時はもう、とにかく応援団のネタが欲しくて、困り果てて、藁をもつかむ気持ちで考えだしたのが、応援団の体験談募集をやった…。
みわみわ
そうそう、初め漫画の隅っこや、欄外に小さく出したね。条件は採用文のみ色紙と交換という…。
どおくまん
体験談やから、実際に応援団を体験した、少数の人しか応募してこない。さらに漫画の制作に採用したら、色紙を贈るという、かなりハードルの高い募集内容だったので、数はたくさん送られて来なかったけど…きたらほとんど内容のあるものが多かった…。
みわみわ
けど、けっこう来てたんとちゃうん?
どおくまん
いやーほんま、涙が出るほどありがたかった。全国の現役の応援団員、OBの皆様からの生の声が、涙が汗が、封筒の中にギッシリ詰まっていたんや。それは、悲鳴みたいな、青春の叫びやった。中には絶対、名前ださんといてくれとか投書した者が、誰か絶対わからんように、使ってくれとかいうものもあった。
みわみわ
あれは、衝撃的やったねぇ。
どおくまん
うん、俺はこれで、連載が続けられる自信が、ついたもんや。
みわみわ
つまり、現役の団員やOB、全国からの応援団関係者の生の声で、連載が支えられたんや。だから、あの漫画の中には信じられない生の体験が、いっぱい詰まってるわけやね。
どおくまん
もちろん、ギャグ漫画やから、90%は嘘やけど、残りの10%の中に、真実の青春のエキスが詰まってるわけや。
小池たかし
パチパチー、よかった!やっと真面目に答えてくれた!
どおくまん
それで、沖縄の話に戻るけど…。
小池たかし
えっ?また沖縄の旅行に戻るの!?
どおくまん
帰り覚えてる?台風が来て…。
小池たかし
来たかなぁ、覚えてない…。
どおくまん
船が出れんようになって、ほなら、締切が迫ってきて、大阪へ帰らなあかん、いつまでも遊んでられるわけない、俺が一番、忙しいわけやんか。
みわみわ
もちろん、どおくまん先生中心や。帰ったら一番、忙しいし、頑張ってもらわんとあかん。
どおくまん
当時、俺一人で、200枚超える連載持ってたのに、メンバーは大の飛行機恐怖症の俺を捨ててやなぁ、飛行機で、次々と帰って行った、船が出なくても飛行機あるやん…
小池たかし
えっ?帰って行った?覚えてない。
つづく
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