2013年4月15日月曜日

『嗚呼!花の応援団』 録音式漫才回想録その②

どおくまんプロ出演者
超物忘れ聞き手→小池たかし
超気まぐれ作家→どおくまん  
超おとぼけ合いの手→みわみわ



 ※どプロ設立5年目位の作画事務所内(2階建て)での2階スタッフの若き勇姿!?
  さて今回の出演者の3人はどこでしょう


みわみわ: 
確か民宿で船、出してもろてね。キス、みんな釣ってたと思うけど、俺はとにかくキス釣れて、上げたらイカに食われとったんよ。半身になってて『あっ、イカに食われてるわ』と言われて、その後イカも釣れたような気がするんやけど

どおくまん: 
晩に刺身食ったよね。あんなけ何時間も釣ってキスの刺身一皿くらい、みんな一口づつやったわ。

みわみわ: 
キスってさあ、身が少ないから。

どおくまん
あそこどないしてるかなぁ?あれからウン十年、まだ営業してるんかなぁ?
 
小池たかし
コラッ!もう絶対、応援団の話をしてよ!
テーマその①、応援団文化とはいったい何だったのか?について…。

どおくまん
あの旅行から帰ってきてからや、急にいそがしなったん。

小池たかし
ハア~?無視??

どおくまん
それまでは、うちも暇やってん。あのーちょうど、ゴ〇〇民宿行ってる時は、月刊少年チャンピオンに暴力大将、連載してたんやけど、全然注目されなくて…ほんで旅行から帰ってきて黄金探偵をヤングコミックに描いたら、なんと電話鳴りっぱなしや。どこから調べてきたんやろかというぐらい、出版社から連載の依頼が殺到したんや。

みわみわ: 
そうやったそうやった。

小池たかし 
全然、覚えてない…。



どおくまん 
で、その中からこっちで選んで、漫画アクションに決めたんや。当時アクションいうたら、最新のね、いろいろ話題の作品があった、子連れ狼がちょうどやってて…。

みわみわ: 
青年誌が一番元気な時やったなぁ。

どおくまん 
それで嗚呼!花の応援団の連載はじまったんや。

小池たかし 
オッやっと本題に近ずいてきた。

どおくまん
思い出すわ、忙しくなったねぇーその後は。

みわみわ: 
なんやかんやですごかったんとちゃう?プロダクション全体で常時月間で20くらい連載持ってて、ピークの時は月産で550頁はこなしてたよ。人間技じゃなかったね。

小池たかし 
あのね、忙しかったんはわかったから、応援団文化について語ってよ。当時、応援団には、しごきとか、絶対的な上下関係とか、喧嘩、理不尽、白い物は黒と、そういうことが日常的になぜあったのか?答えてよ。

どおくまん 
うーん、そういう時代だったんじゃないの?つまり、まだ一部に残っていた美しき?当時の風潮じゃなかったの?そうやねぇーそういえばうちのプロダクションでも、応援団みたいなね、
なんか直接暴力的シゴキはないけども、みんなほとんど寝てなかったし、応援団以上に、なんか出版社やファンや社会にしごかれてる、3日連続徹夜なんていう理不尽にも耐えたよなぁ。だから、そういえば、思い出すなぁ、とんでもなく忙しいのに、慰安旅行は行ったよなぁ。
  
小池たかし 
…はあ…?また旅行の話?

つづく

1 件のコメント:

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    はじめまして。
    懐かしいなぁ‥花の応援団。
    当時、俺は小学6年生。
    ツレの兄ちゃんの部屋で花の応援団を読みあさりました。
    そのうち俺の口癖は『チョンワチョンワクエックエッ』
    筆箱やノートの表紙は二重丸にペケに毛の生えた、あのマーク(笑)
    先生にこれはなんだ?と尋ねられ、青田赤道のマークやんけ!知らんの?!って尋ね返した覚えがあります。
    そう言えば最近は『‥ンコ』ばかりで『‥メコ』を聞かなくなったなぁ‥

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