(コ→小池 ミ→みわみわ)
ミ『デモに行くと女の子たちもいて、楽しかった?ハン!なんちゅう軟弱!』
コ『そーお?あれ?今日は補足やなしに意見ってなってるけど、なんで?』
ミ『オレはあの当時、まったく政治的な問題に興味がなかったんや』
コ『フーン…ほな、いったいなんに興味があったん?』
ミ『他にヤルことがくさるほど、よーさんあって忙しかったんや』
コ『なんやの、そのよーさんヤルことって?ハハーン…わかった!女やね!目当ての踊り子がおるストリップ劇場に通い詰めてたんやろ~このスケベ!クックックッ』
ミ『違います!』
コ『ほな、何なん?』
ミ『秘湯巡りやね』
コ『え?』
ミ『人里はなれた秘湯へ行って、入浴するのが趣味やったのよ。オレが行った秘湯はたとえば、川そのものが温泉で誰でも入れるし、波打ち際や山奥にある露天風呂やね…。雄大な自然の中の露天風呂に入りながら、人生とはなんぞや…てな事を考えるのが大好きやったんや』
コ『フーン…キミがそんな哲学的な男やったとは知らんかった…でも旅館代とか運賃とか、けっこう、金がかかったんとちゃうの?』
ミ『ぜーんぜん♪そんなとこにある露天風呂はたいてい無料やし、友達の車の中で寝起きするし、ガソリン代かて友達が出してくれたしね~♪』
コ『ええ友達やねぇ~その友達とは当然、今でも親交はあるんやね?』
ミ『ぜ~んぜん♪長い事会ってないわ~♪ハハハ~♪』
コ『…帰るね』
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