編集部のAから、その漫画の続編をかけと言われ、必死にプロットを描いていきました…。
…しかし……ダメ!!
みーんな没!!
だいたい担当編集者は、自分の受け持ちの漫画家がヒットすれば、出世できるもんなんで、Aは次第に焦り出し、どんどん電話での言葉もきつくなってきました…。
考えてみれば、あの1作はまったくのラッキーヒット、ビギナーズラックだったのです。
自分には、それまでに、ためたものもありませんし、たいした才能もない…。
どんどん焦り出し、必死でプロットを描き続けました。
そして、なんとか2作目もメドが立ってきた頃、ボクには3作目は無理だと気付きました…。
絶対にかけん!…と。
それでもAは、しまいには夜中に酒に酔って電話してきて、大声で
『なにしてる!早くプロットをかけ!』と、怒鳴る始末…。
ついにノイローゼとなり、夜も寝られず、食事も喉を通らなくなってきました。
そんな状態ですから、プロットなんか1枚も描けません…
まさに地獄の日々でした…。
しかしその後も、まだまだ、もっとすごい地獄は続くのですが
それは、またの機会に…。
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