21~22才の頃、某少年漫画誌の月間新人賞を貰いました。
内容は、社会的に理不尽にも、徹底的に人々に虐げられている男が、最後には東京タワーの上で、自衛隊のミサイルで撃ち落とされるという、今から考えれば、とうてい誌面に発表できないよーな、ハチャメチャなブラックな、ギャグ漫画でしたが、いきなりボクに担当編集者が付きました。
それからプロット(漫画の荒がき)を作っては、Aに送り出しました…。
すると当時、自分にも勢いがあったのか、1本のプロットが認められ、本誌に載ることになりました。
内容は、ものすごく強いおばあちゃんが、孫の為に覆面をして戦うという、少し人情がかったギャグ漫画でした。
それが誌面に載った時の喜びは、飛び上がらんばかりでした…。
その上、ボクの漫画の横に書いてある言葉が 『20世紀最後の大物新人!』
さらにその漫画は、まーまーの評判でしたので
Aは『こりゃあ、シリーズ化もいけるっ』
『シリーズで良ければ連載も』…なーんて言うもんで
当時飛ぶ鳥を落とす勢いの某少年誌でしたので、うまくいけば、テレビ化も、なーんて考え、もー完全に頭に血が登っていました…。
しかし…その後、恐ろしい事に…
(続く)
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