2014年5月9日金曜日

小池たかしの寝言 『 大学紛争 』

ぼくが通っていた大学は、当時、大学紛争の真っ只中でした。

大学の校舎はバリケードで封鎖され、学生が立てこもっていました。

毎日、活動家がマイクで、アジテーションを繰り返したりしていました…。

ある日、食堂で昼食を食べていると 『ワ―――ッ』 という声と共に、多くの学生がなだれ込んできました。

機動隊に追われて逃げてきたのです。
中には顔面、血だらけの学生もいました。

学校内の窓という窓は破られ、たまの授業の時は、寒くてしかたありませんでした…。

とにかくその熱にうかされ、ボクみたいなノンポリも、友人に誘われて一度だけ、デモに参加しました…。

デモに行くと、女の子達もいて、肩組んで歩いたり、冗談を言ったり、けっこう楽しいもんでした…。

……とにかく、良くも悪くも、熱気にあふれた時代でした…。

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